OCNモバイルONEの7つの特徴を徹底解説

OCN モバイル ONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMを提供するMVNOです。

高いマーケットシェアを誇る有名な格安SIMを提供するMVNOであり、サービス内容もバランスの取れたものとなっています。

格安SIMを提供するMVNOの利用動向調査を行っているMMD研究所が発表した「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」によると、総合満足度の面において第4位となっています。

また、端末ラインナップやセット端末のお得さ（セット端末の安さ）においては、堂々の1位を獲得しており、新規に端末とセットで買う際にお得な格安SIMを提供するMVNOだというのがわかります。

OCNモバイルONEの7つの特徴

「2020年3月格安SIMサービスの利用動向調査」でも安定した評価があるOCN モバイル ONEですが、以下の7つの特徴があります。

1. 大手通信事業者の安心感
2. 全国で使える
3. 端末セット（スマホセット）が安い
4. 通話料が半額になるアプリが用意されている
5. 音声通話が安くなるオプションがある
6. データ通信容量の繰り越しが可能
7. 無料で公衆Wi-Fiスポットが利用できる

順番に見て行きましょう。

1.大手通信事業者の安心感

OCN モバイル ONEは、NTTグループのNTTコミュニケーションズが提供しているため、日本最大規模の格安SIMを提供するMVNOあるという安心感と信頼感があります。

携帯電話は社会のインフラですので、企業の業績によって会社が無くなったり、急に使えなくなったりするような事があっては困りますが、その点はOCN モバイル ONEはそういった事態が発生する事は非常に低いと考えられます。

2．全国で使える

携帯電話は緊急時の連絡手段でもありますので、場所によって利用ができなかったり、いざという時に使えないと大変困ります。

OCN モバイル ONEが利用している回線は、日本全国どこでも安定して使えるNTTドコモ回線でLTEエリアおよびFOMAエリアに対応しているので、日本全国NTTドコモが使える場所であれば使え、docomo、au、SoftBankといった大手大手キャリアから乗り換える際にも安心して利用ができます。

3．端末セット（スマホセット）が安い

格安SIMを提供するMVNOに乗り換える際の一番のメリットが、コストが安くなるという点です。

しかし、利用する端末が高額なものであれば、結局初期費用や月額費用が高くなってしまい、格安SIMを提供するMVNOに乗り換えるメリットが少なくなってしまいます。

これに対し、OCN モバイル ONEの端末と回線がセットになったスマホセットは、キャンペーン時には他社の端末セットよりも圧倒的に安い価格で提供されています。

このため、格安SIMを提供するMVNOに乗り換えるタイミングで新たな端末を購入する場合には、OCN モバイル ONEは、するのはかなり大きなメリットになります。

4.通話料が半額になるアプリが用意されている

OCN モバイル ONEは、専用アプリの「OCNでんわ」をインストールしてアプリから電話をするか、相手の電話番号の先頭に「0035-44」を付けることで通常21.6円/30秒かかるのが、半額の10.8円/30秒（税込）で通話ができます。

格安SIMを提供するMVNOは、データ通信と比較すると音声通話の割引が弱い点がありますが、OCN モバイル ONEはその点を「OCNでんわ」でカバーしています。

私は、端末の電話を「OCNでんわ」に置き換えて電話の発着信をするようにすることで、電話代の節約もできています。

5.音声通話が安くなるオプションがある

OCN モバイル ONEは、さらに専用アプリの「OCNでんわ」に加えて、音声通話オプションの「かけ放題オプション」が3種類あります。

格安SIMを提供するMVNOはdocomoやau、SoftBankといった大手携帯電話キャリアで用意されている「かけホーダイ」サービスがありませんが、OCN モバイル ONEは通話スタイルに合わせた10分かけ放題、トップ3かけ放題、かけ放題ダブルという3種類から選べます。

10分かけ放題

月額850円（税込935円）で、10分以内（1通話あたり）の国内通話が回数無制限で0円に。

トップ3かけ放題

月額850円（税込935円）で、その月の国内通話料上位3番号の通話料が0円に。

かけ放題ダブル

月額1,300円（税込1,430円）で、10分かけ放題とトップ3かけ放題の両方が使えるオプション。

10分以内（1通話あたり）の国内通話が回数無制限で0円で、且つ左記が適用された残りの国内通話料上位3番号の通話料が0円になります。

IP電話「050 plus」をセットで安く使える

「050 plus」とはスマートフォンから使えるIP電話アプリで、月額基本料としてで330円（税込）が掛かりますが、「050 plus」の電話番号同士や050で始まる提携プロバイダのIP電話なら、24時間無料で通話ができるというものです。

また、固定電話にかける場合には8.64円/3分、携帯電話に17.28円/1分と上の「OCNでんわ」よりも安く電話が使え、国際電話をかける際にもかなり安くなります。

この「050 plus」をOCN モバイル ONEと同時に契約する「050 plusセット割」にすると、050 plusの月額基本料が 毎月165円（税込）になりますので、音声通話を頻繁に使う人は、OCN モバイル ONEの「050 plusセット割」はかなりお得です。

6.データ通信容量の繰り越しが可能

OCN モバイル ONEは、データ通信容量（基本通信容量）があまった場合、翌日や翌月に繰り越しができます。

通信容量は、繰り越し容量、基本通信容量および容量追加オプションで追加した容量のうち、利用期限が以下のように早い方から消費されます。

繰り越しサービスは、その基本通信容量のうち、余った容量を翌月に繰り越しができるサービスです。

私の場合、SMS対応の3GB/月コースでOCN モバイル ONEをタブレットに入れて使っていますが、家のWi-Fiや仕事場でのWi-Fiを使う関係で、全ての容量を使い切らない月もありますし、逆に多く使ってしまう月もあります。

そういった場合に、この繰り越しで使わなかった月の分が使えるのは大変便利。

7.無料で公衆Wi-Fiスポットが利用できる

OCN モバイル ONEを契約すると、全国の駅やカフェ、ホテルなどにある全国約87,000カ所のアクセスポイントを持つ公衆Wi-Fiで高速インターネット通信を無料で使えます。

こちらは、初回にIDとパスワードを設定すると全国のWi-Fiスポットエリアで自動で高速通信が利用できますので、外出先での通信量を大幅に節約できるのです。

Wi-Fiスポットは、無線LAN環境のセキュリティを重視し、WPA2方式での暗号化に対応しており、初回IDとパスワードを設定すると全国のWi-Fiスポットエリアで自動で高速通信が利用できます。

これにより、データ通信容量を減らさずにインターネットが利用できるので、大変便利です。

料金プラン

初期費用

月額基本料

OCN モバイル ONEの月額基本料は、音声対応SIM、SMS対応SIM、データ通信専用SIMの3種類に分かれています。

音声対応SIM

SMS対応SIM

データ通信専用SIM

容量追加オプション

各コースで契約している通信容量を使い切ったあとは、通信速度が送受信時最大200kbpsに制限されてしまいますが、それを解除できるのが容量追加オプションです。

通話料・SMS送信料

OCN モバイル ONEは、音声通話において「OCNでんわ」や「かけ放題オプション」で、他社よりも優位性があります。