docomo、au、SoftBankが5Gサービスを25、26、27日から開始

docomo、au、SoftBankが5Gサービスを25、26、27日から開始

NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクが、次世代通信規格「5G」を使った携帯電話サービスの提供を開始します。

サービスは最初にdocomoが25日に開始し、auが26日、SoftBankが27日にスタートします。

楽天も6月に参入予定となっており、「5G」の利用がいよいよ実際に始まります。

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「5G」とは何か?

そもそも「5G」とは、なんでしょうか?

今までも「3G」、「4G」といったものがあったのですが、これはモバイル通信方式の世代を表す規格です。

「5G」の「G」というのは「Generation(世代)」のこと、つまり第5世代が5Gとなり、数字が大きいほど最新の通信方式を表しています。

「5G」の特徴

5Gの大きな特徴は、以下の3点です。

  • 高速・大容量
  • 低遅延
  • 多数同時接続

高速・大容量

まず、「5G」の一つ目の特徴が「高速・大容量」。

「5G」は、「LTE」の1,000倍、「4G」の10倍にあたる10Gbpsという、非常に高速で大容量の通信が可能になっています。

高速で大きなデータの送受信が可能になることで、4Kや8Kといったテレビで使われている高解像度の動画配信や、過疎地を結んでCT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)などの画像を使った遠隔診療、さまざまな視点からの映像を選択できるマルチアングル視聴やVRのような臨場感のある3D映像の利用が可能になります。

低遅延

二つ目の「5G」の特徴が「低遅延」。

低遅延とは、何か操作をしてから実際の操作までにタイムラグが出る事が少ないということ。

遅延が少ないということは、リアルタイムでの通信が必要な遠隔地でのロボット操作や自動運転での精度向上、医者のいない過疎地でのオンライン手術(遠隔手術)、リアルタイム性が求められる格闘ゲームなどの通信対戦を可能にします。

多数同時接続

三つ目の「5G」の特徴が「多数同時接続」「。

多数同時接続とは、同時に複数の端末に接続が可能になる、という事で、「5G」の場合LTEの100倍もの端末への同時接続が可能になります。

多数同時接続が可能になると、家庭にある数多くのHDDディスクレコーダーといったデジタル家電や、クーラーや洗濯機といった白物家電、部屋の温度を感知するセンサー類までもネットワークに繋ぐ事ができます。

これにより、朝になると自動でカーテンを開けたり、家に帰る前に暖房のスイッチを入れて部屋を暖めたり、お風呂を自動で沸かしておく、といった事も可能になります。

docomo、au、SoftBankの「 5G」サービス内容

実際のdocomo、au、SoftBankの「5G」のサービスエリアと価格はどうなっているのでしょうか?

docomo

NTTドコモが提供する「5G」のサービスエリアは、開始当初はオリンピック関連施設およびスタジアム、全国各地の主要ターミナル駅、商業施設、ドコモショップなど、全国150か所、500基地局という限定されたスポットで展開されます。

その後、2021年3月末で全国の政令指定都市を含む500都市、2022年3月末で全国2万基地局の稼働となる想定。

また通信速度は、下り最大3.4Gbps、上り最大182Mbpsでスタートし、2020年6月以降に、下り最大4.1Gbps、上り最大480Mbpsとなる見込みです。

5Gエリア以外では、4G LTEに繋がりますので、5Gで契約していても基本全国どこでもスマートフォンが使えます。

料金プランは、「5Gギガホ」「5Gギガライト」の2種類。

5Gギガホ」は、月額7,650円で、月間通信容量最大100GBですが、「データ量無制限キャンペーン」により、当面は通信容量無制限で利用できます。

5Gギガライト」は、月間1GB以下で月額2,980円、月間3GB以下で月額3,980円、月間5GB以下で月額4,980円、7GB以下で月額5,980円という利用量に応じて利用が可能。

また、「5Gデータプラス」という、ルーターや2台目のスマートフォンで「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ」「ギガライト」の利用可能データ量をシェアできる月額1,000円で利用できる5G専用の料金プランもあります。

au

auが提供する「5G」のサービスエリアは、北海道、埼玉県、千葉県、東京都、富山県、静岡県、愛知県、大阪府、岡山県、広島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、大分県、沖縄県の一部エリアから提供開始となり、2020年3月末頃には東名阪の一部エリアなどで提供予定。

その後、2020年夏以降に全都道府県主要都市に展開となり、2021年3月に約1万局、2022年3月に2万局超の稼働となる想定。

料金プランは、「データMAX 5G ALL STARパック」、「データMAX 5G Netflixパック」、「データMAX 5G」、「ピタットプラン 5G」の4種類。

データMAX 5G ALL STARパック」は、データ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間80GB)で月額11,150円、月間通信容量が2GB以下の場合は1,480円割引され、「Netflix (ベーシックプラン)」と「TELASA」、「Apple Music」、「YouTube Premium」がセットになっています。

データMAX 5G Netflixパック」は、データ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間60GB)で月額9,650円、月間通信容量が2GB以下の場合は1,480円割引され、「Netflix (ベーシックプラン)」と「TELASA(KDDIとテレビ朝日による新しい動画配信サービス)」がセットになっています。

データMAX 5G」は、データ通信容量無制限(テザリングおよびデータローミングは月間30GB)で月額料金8,650円、月間通信容量が2GB以下の場合は71,480円割引されます。

ピタットプラン 5G」は、月間通信容量1GB以下で4,150円、4G以下で5,650円、月間7GB以下で7,150円という3段階の従量制プラン。

SoftBank

ソフトバンクが提供する「5G」のサービスエリアは、非常に限定的で東京駅・有楽町駅・銀座・霞が関など超都心部のみとなっています。

SoftBank 5G 対応エリア(2020年3月31日予定)(PDF)

その後は既存4G周波数帯の5G転用を早期に進め、来年末(2021年末)に5Gの人口カバー率90%超を目指す方針ですが、他社よりもスタート段階では使えるところがかなり限られそうです。

料金プランは、既存の4G LTEの料金プランに「プラス1000円」するかたちでシンプル。

8月31日までに5Gに契約を切り替えたユーザーに対しては、当初の2年分は追加料金を無料にするキャンペーンを実施しています。

5Gを付与できる対象プランは、「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」と、「スマホデビュープラン」「データシェアプラン」の4種類です。

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