楽天モバイルで「RAKUTEN UN-LIMIT」のSIMカードを申し込んでみた、楽天モバイルからSIMカードが届いたのでASUS ZenPad 3 8.0で設定してみた、楽天モバイルからSIMカードが届いたのでiPhone 11 Proで設定してみたと楽天モバイルのUN-LIMITの契約から端末への設定を行ってきました。
実際に楽天モバイルのUN-LIMITで気になるのが、利用できるエリアと通信速度です。
そこで、楽天モバイルのサービスエリア、自社回線での通信速度、パートナーエリアでの通信速度、パートナーエリアでの5GBのデータ容量を使い切った後の通信速度を調べてみました。
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自社回線エリアでも端末では範囲外
まず、利用したい場所が楽天モバイルのサービスエリアかどうかです。
楽天モバイルの公式サイトには、住所でサービスエリアの検索ができ、そちらでは自社通信エリア内になっていましたが、実際に端末で確認をしてみると、残念ながら範囲外となっていました。
地図上では確かにサービスエリアの端の方ではあるのですが、実際に歩いて確認をしてみても、ある程度サービスエリアとされている端から離れないと、楽天モバイルの自社回線をつかめませんでした。
このため、楽天モバイルをメインで利用する事を考えている場合には、地図上でサービスエリアになっていても、実際に使えるかどうかについては注意が必要です。
自社回線エリアの速度は速い
当初想定してた場所は、楽天モバイルのサービスエリアではありませんでしたので、歩いてサービスエリアに行って楽天モバイルの通信速度を計測してみました。
この日は、下りが94.1Mbps、上りが21.0MbpsとWi-Fiでつないでいるかのような速度が出ています。
曜日と時間帯によるとは思いますが、自社エリア内では十分な通信速度です。
パートナーエリアのau回線の通信速度はほどほど
次に、パートナーエリアのau回線の通信速度を見てみます。
日曜日の朝7時台に計測した結果がこちら。
下りが41.3Mbps、上りが13.0Mbpsとかなりの速度が出ています。
しかし、火曜日13時8分に計測した時には、下りが6.7Mbps、上りが7.7Mbpsと目に見えて速度が落ちました。
NTTドコモの回線と比較しても遅かったので、au回線は全国カバーをしてはいるが、やはり時間帯やエリアによってムラがある可能性があります。
パートナーエリアで制限時の通信速度
最後にパートナーエリアで5GBのデータ容量を使い切った状態での通信速度。
my楽天モバイルの画面には、高速通信容量超過時に以下のような表示が出ます。
この状態でパートナーエリアで通信速度を計測してみます。
下りが1.3Mbps、上りが1.6Mbpsとガクッとスピードは落ちました。
しかし、Webサイトを見る程度であれば、少し遅い程度ですし、YouTubeなども画質は下がりますが閲覧はできます。
そのため、こちらも曜日と時間帯にもよるとは思いますが、遅くて使いものにならない、という事はないと思います。
やはり2台目の使用が無難
こうしてみると、楽天モバイルのサービスエリアとなっていても、まだ確実に使えるエリアが見えてこないため、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は2台目でモバイルルータ的に使うのが良いで書いたように、2台目で利用するのが無難に思えます。
ただし、楽天モバイルのサービスエリア内が確実で、外出をして使うのがメインでなければ、1台目でもいいのかもしれません。