楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は2台目でモバイルルータ的に使うのが良いでご紹介した「Rakuten UN-LIMIT」。
楽天は、2020年5月13日にオンライン上で行われた2020年度第1四半期の決算発表において、「Rakuten UN-LIMIT」の申込状況や通信基地局建設の目標について発表しました。
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9割以上がオンライン加入
以下は、楽天:2020年度決算短信・説明会資料にある2020年度第1四半期 スライド資料(PDF)から引用。
Rakuten UN-LIMIT 2.0
2020年4月8日には、月額2,980円の無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT」が2.0にバージョンアップ。
これにより、パートナー回線エリアのデータ容量が2GB/月から5GB/月に増量。
また、パートナー回線エリアでのデータ容量を超過した後は、通信速度が最大128kbpsに急激に低下するようになっていたものが、1Mbpsまでとスピードが向上しさらに無制限利用できるようになりました。
ネットワークスケールも拡大
1日あたりのデータ通信量も日々増加。
他社と比べたデータ通信量は約3倍、楽天Linkアプリ経由の通話はVoLTEと比べて2倍に。
オンライン申込みの加速
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止により、全国の楽天モバイルショップは2020年4月6日より臨時休業となっていますが、「Rakuten UN-LIMIT」の申込みは堅調で、さらに申込みはオンライン経由が96.5%となっています。
通信基地局建設も前倒し
自社基地局の建設については、2020年3月末までに4,738局となり、契約締結済みの基地局が4,555局、両者を合計すると約9,000局にまで増加。
2021年3月時点での人口カバー率の目標は70%
通信基地局の加速により、2021年3月時点での人口カバー率は、2021年3月時点で70%を目標にするとのこと。
安定性にはまだ不安がある
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は2台目でモバイルルータ的に使うのが良いでは、2台目で利用するエリアで繋がればアリという感想を抱きましたが、パートナー回線エリアのデータ容量が5GB/月に増量し、通信速度が1Mbpsまでとスピードが向上たことで、使いやすさは向上しています。
ただし、ネットワークスケールの拡大は、回線を圧迫して速度低下を招く要素でもありますので、判断は難しいところです。
2020年5月の状況を見る限り、曜日や時間帯、場所によりかなり差があるようです。
また、2020年5月1日にも以下のように通信障害が発生していました。
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そのため、まだ現時点では2台目で利用するのが良さそうです。